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クリエイターエコノミー

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クリエイターエコノミーに関する記事を集めたマガジンです。
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#ゲーム

メタバースとは何か?なぜ注目されるか?今後の行く末と挑戦について考察

1. メタバースとは何か?1.1. メタバースの起源 拡張現実・仮想アバター・永遠の存在…「メタバース」というワードを聞くと、神秘的で近未来的な世界が思い浮かびます。 30年前のSF小説『スノウ・クラッシュ』は、現実世界と平行している仮想空間ーメタバース(Metaverse)を描き出しました。その仮想空間の中で、主人公は本人とよく似たアバターを使い、自らの王国を築くことができました。 そして30年後の今は、小説のストーリーで登場してきた架空のメタバースは、ついに現実味を

【保存版】クリエイター必見!pixivFANBOX中の人に聞く、支援サービスの使い方

クリエイターエコノミーと呼ばれる、個人が創作物によって収益を得られる経済圏が拡大しています。 クリエイター個人がネット経由でお金を稼ぐ方法が多様化していく中で、その知見を発信する当メディア「クリエイターエコノミーラボ」が今回お話を聞いたのは、クリエイター支援サービス「pixivFANBOX」の中の人・坂本寛さん(ピクシブ株式会社)です。 坂本さんは、これまで数多くのクリエイターさんをサポートしてきた経験から、FANBOXに限らず、さまざまなクリエイター支援サービスの使い方

19万人登録VTuber音霊魂子さん ASMR配信で人気獲得、支援者限定の1対1通話が好評 「ファンが喜んでくれることをやる」

クリエイターエコノミーと呼ばれる、個人が創作で収益を得られる経済圏が、あらゆるクリエイティブの領域で拡大しています。 そんな中、さまざまなクリエイターの事例をインタビューしている当メディア・クリエイターエコノミーラボが今回話を聞いたのは、VTuberグループ・あおぎり高校さん。 現在は卒業生を除くと6人の“生徒”が所属し、今ではグループ全体で64万人以上のYouTubeチャンネル登録者を抱える中堅VTuberグループです。 2018年10月にチャンネルを開設し、バラエテ

YouTubeで超話題!ゲーム開発兄弟・Chilla’s Art 2年で20作以上リリース、パトロン300人が支援

個人が創作で収益を得られる「クリエイターエコノミー」と呼ばれる経済圏が、あらゆるクリエイティブの領域で拡大しています。 その流れはゲーム業界にも及んでおり、PCゲーム販売プラットフォーム「Steam」を中心に、インディーゲームの市場が盛り上がっています。 そんな中、新作ゲームを出すたび、数百万人の登録者を抱えるYouTuberたちによって実況配信され、大きく注目を集めるクリエイターがいます。 Chilla’s Artさんは、アメリカ育ちの日本人兄弟二人でゲームを開発して

noteの支援のおかげでゲーム制作に挑戦できた。にゃるらが活動できる理由

インターネットでアニメや漫画の感想を投稿していたことがきっかけで、本の執筆や漫画原作、ゲーム制作などをマルチに手がけるようになったクリエイターのにゃるらさん。 noteでファンの人たちから継続的に支援してもらえたおかげで、発売まで収入が得られないゲーム制作に、個人クリエイターとして挑戦することができたそうです。 2022年1月に発売予定のビジュアルノベルゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』制作のきっかけなども含め、話を聞きました。 にゃるら 1994年生まれ

なぜドット絵作家が、海外ファンからの課金支援で生活できるようになったのか?

どこかノスタルジアを感じさせるドット絵・GIFアニメを発信し、国内外から支持されるイラストレーターの豊井さん。 彼が主に扱うモチーフは、特別で非日常的な何かというよりは、日本で暮らす人なら日常的に見かけるような、生活の中にありふれた景色です。 *画像は全て豊井さんのTumblrアカウントより引用* アニメーションの動き自体は単調なようで、思わずついじっと見入ってしまい、いつの間にか時間が経ってしまっているような、人を惹きつける作風が魅力です。 そんな作品を描いて生活す